活動報告

かんのニュース★221027――新しい新川水門に隣接の臨港道路をかさ上げへ 兵庫県が令和5年度 防潮ラインを海側へ展開 津波や高潮による被害の減少を図る

投稿日 2022年10月27日

兵庫県は令和5年度に今津港の新しい新川水門に隣接する臨港道路今津線を最高で1・1メートルかさ上げして大阪湾最低潮位(OP)5・77メートルとする工事を実施します。津波や高潮を防ぐ防潮ラインについて新しい新川水門と甲子園浜海浜公園内の防潮堤を結ぶ線まで海側に展開させ、津波や高潮による被害を減少させるのが狙い。

この事業は県による南海トラフ巨大地震を想定した津波防災インフラ整備計画や平成30年の台風21号の被害を受けて策定した高潮10箇年計画に位置付けられています。新しい新川水門の完成に続き、今津浜を掘削して流入水路を造るとともに、水面を埋め立てて新川東川統合排水機場を設置します。令和8年度末までに全施設を完成させる予定。

県はこの事業によって今後30年以内に70~80%の確率で起こるとされている南海トラフ地震による津波が発生しても、今津や南甲子園の住宅地域の浸水の深さを避難行動がとれる30センチ未満に低減できるとしています。

臨港道路今津線の工事については北側は約90メートルにわたって、南側は約60メートルにわたってそれぞれ緩やかな勾配にして最高地点で1・1メートルまでのかさ上げを行う計画。かさ上げに伴って発生する臨港道路の最大斜度は約2・4%としています。工事期間は約半年としており、片側の車線ごとに実施します。

問い合わせ先は県尼崎港管理事務所河川整備課(☎06・6412・1370)

臨港道路今津線
かさ上げされる臨港道路今津線=今津真砂町

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